MNPワンストップ対応事業者の一覧【2026年】非対応なら予約番号の取り方

MNPワンストップは、乗り換えの手続きから「今の携帯会社に電話してMNP予約番号をもらう」というひと山を丸ごと消した仕組みです。引き止めのトークを聞かされることもなく、乗り換え先の申込画面だけで完結します。

ただし、ひとつだけ落とし穴があります。ワンストップは「転出元」と「転入先」の両方が対応していないと使えません。乗り換え先が対応していても、今使っている会社が非対応なら従来どおり予約番号が必要です。この記事では、対応事業者の一覧と、非対応だったときの動き方をまとめます。

MNPワンストップ対応事業者の一覧

対応事業者はNTTドコモが公式に一覧を公開しています(2026年3月17日時点で28サービス)。分かりやすいように系統別に並べ替えました。

系統対応しているサービス
ドコモ系 NTTドコモ(ahamoを含む)、OCN モバイル ONE
au系 au、UQ mobilepovo
ソフトバンク系 ソフトバンク、ワイモバイルLINEMO、LINEモバイル
楽天系 楽天モバイル(ドコモ回線・au回線のサービスを含む)
主なMVNO mineoIIJmioNUROモバイル、イオンモバイル、BIGLOBEモバイル、J:COM MOBILE、HISモバイル、NifMo、日本通信SIM、b-mobile
その他 ジャパネットたかた通信サービス、センターモバイル、LPモバイル、KABU&モバイル、RayL Mobile、Smiles Connect、メルカリモバイル、ANAモバイル
ポイント:主要キャリアとオンライン専用プラン(ahamo・povo・LINEMO)はすべて対応済みです。つまり「大手からオンライン専用プランへ」という王道の乗り換えは、ほぼ確実にワンストップで完結します。一方、MVNOは対応・非対応が分かれるので、ここだけ確認してください。

この一覧に載っていない事業者(例えば地域系のMVNOや、上の表にないブランド)は現時点では非対応と考えて、予約番号を取る前提で準備してください。対応事業者は随時追加されるため、最新版は下記の公式PDFで確認できます。

出典:NTTドコモ「MNPワンストップ対応事業者一覧」(PDF・2026年3月17日時点)

「両方が対応」が条件です

ここが一番間違えやすいところです。ワンストップが使えるのは、今契約している事業者(転出元)と、乗り換え先(転入先)の両方が対応している場合だけです。

今の契約(転出元)乗り換え先(転入先)使える方式
対応対応ワンストップ(予約番号 不要)
対応非対応予約番号が必要
非対応対応予約番号が必要
非対応非対応予約番号が必要

「乗り換え先の公式サイトにワンストップ対応と書いてあったのに、予約番号を求められた」というつまずきは、たいていこの表の2行目か3行目です。確認するのは乗り換え先だけでなく、いま使っている会社のほうだと覚えておいてください。

ワンストップの手続きの流れ

両方が対応している場合、やることは驚くほど少なくなります。

STEP1:乗り換え先の申込画面を開く

申込みの途中で「MNP予約番号をお持ちですか?」ではなく、「MNPワンストップで手続きする」といった選択肢が出てきます。これを選びます。

STEP2:今の携帯会社のマイページにログインする

画面が今の携帯会社のサイトに切り替わり、ログインを求められます。ここで転出することへの同意をすると、自動的に元の申込画面へ戻ります。電話も来店も不要で、引き止めの案内を受ける場面もありません。

STEP3:そのまま申込みを完了する

あとは本人確認書類のアップロードと支払い方法の登録を済ませるだけです。予約番号を控える・期限を気にする、という工程がまるごと消えます。手続き全体の流れはMNP乗り換え手順の完全ガイドで詳しく書いています。

注意:ワンストップが使えるのはオンラインでの申込みが基本です。店舗での手続きでは従来どおりの流れになる場合があります。また、eSIMで申し込むと開通まで含めてその日のうちに終わることが多いので、急ぐならeSIMとの組み合わせが有利です。

非対応だった場合:MNP予約番号の取り方

どちらかが非対応でも、やることが1ステップ増えるだけです。慌てる必要はありません。

予約番号の取得方法

有効期限に注意

MNP予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間です。ここで見落としやすいのが、乗り換え先が「申込時点で有効期限が10日以上残っていること」などの条件を設けている場合があること。「まだ期限内だから大丈夫」と思って申し込んだら弾かれた、というのはよくある話です。

ポイント:予約番号は取ったその日に申し込むのが鉄則です。期限が切れても、そのまま元の契約が続くだけで解約はされませんし、再取得もできます。ただし手間が二度かかるので、乗り換え先のプランと必要書類を先に決めてから取得してください。

見落としやすい注意点

ワンストップでも省けないこと
  • 端末代の残債:分割が残っていれば乗り換え後も支払いは続きます
  • キャリアメールの引き継ぎ:有料の持ち運びサービスを申し込むか、事前にフリーメールへ移行が必要です
  • キャリア決済・サブスクの付け替え:解約前に支払い方法を変更しておかないと止まります
  • 光回線などのセット割:スマホを外すと光回線側の割引が消えることがあります
ワンストップの実利
  • 予約番号の取得・管理が不要
  • 電話・来店をせずに済み、引き止めの場面がない
  • 期限切れによる手戻りが起きない
  • eSIMと組み合わせれば申込みから開通まで即日で完結しやすい

なお、MNP転出手数料は現在は主要事業者で無料です。これはワンストップかどうかとは無関係で、予約番号方式でも同じです。ただし契約解除料や端末残債は別問題なので、乗り換え前に自分の契約内容を確認してください。

よくある質問

Q. MNPワンストップはどの事業者で使えますか?

A. 大手3キャリアとそのサブブランド・オンライン専用プラン(ahamo・UQ mobile・povo・ワイモバイル・LINEMO)、楽天モバイル、そしてmineo・IIJmio・NUROモバイル・イオンモバイル・BIGLOBEモバイル・J:COM MOBILE・HISモバイル・NifMo・日本通信SIMなどのMVNOが対応しています。最新の一覧はドコモ公式PDFで確認できます。

Q. 乗り換え先だけが対応していれば予約番号は不要ですか?

A. 不要にはなりません。転出元と転入先の両方が対応している必要があります。片方でも非対応なら従来どおり予約番号を取得します。

Q. MNP予約番号の有効期限は?

A. 発行日を含めて15日間です。ただし乗り換え先が「残り10日以上」などの条件を設けていることがあるため、取得したらすぐ申し込んでください。期限が切れても解約されることはなく、再取得できます。

Q. ワンストップだと転出手数料は無料になりますか?

A. 手数料の有無はワンストップかどうかとは関係ありません。現在は主要事業者でMNP転出手数料そのものが無料化されています。

Q. 電話番号はそのまま使えますか?

A. 使えます。MNP(携帯電話番号ポータビリティ)は、電話番号を維持したまま事業者を変える仕組みです。ワンストップは、その手続き方法を簡略化したものにすぎません。

Q. 一覧に載っていない会社から乗り換えたいのですが?

A. 非対応として予約番号を取る前提で準備してください。多くの事業者はマイページから発行できるので、電話をかける必要はありません。

まとめ

MNPワンストップの要点は3つです。①大手3キャリアとオンライン専用プラン、楽天モバイル、主要MVNOの多くが対応済み②使えるのは転出元と転入先の両方が対応している場合だけ③非対応でも、マイページから予約番号を取れば手間は1ステップ増えるだけ

乗り換えを後回しにしている理由が「予約番号を取るのが面倒」だったなら、その理由はもう消えている可能性が高いです。まずプランの比較で行き先を決めて、上の表で自分の組み合わせを確認してください。あとは乗り換え手順のガイドのとおりに進めるだけです。

※本記事は2026年8月時点の情報です。対応事業者・手数料・有効期限の条件は変更されることがあります。申込み前に各社の公式サイトで最新の内容をご確認ください。